■クラウド時代の新たなセキュリティ課題:「見えないリスク」の増大リモートワークやハイブリッドワークが常態化し、業務効率化のためにSaaSやクラウドサービスの活用が不可欠となる一方、企業のセキュリティ担当者は新たな課題に直面しています。従業員が情報システム部門の許可なく利用する「シャドーIT」は、アカウント乗っ取りやサイバー攻撃の温床となるだけでなく、内部不正による情報持ち出しといった重大なデータ漏洩事故の引き金となり得ます。この課題に対し、CASBやSWGといったソリューションが導入されてきましたが、特に海外製品においては、既知の主要なサービスを登録した「辞書ベース」での検知が主流でした。そのため、次々と登場する国内外の新たなサービス、とりわけ日本国内のビジネス環境に特化したSaaSの利用実態を正確に把握することは極めて困難であり、セキュリティの「穴」となっていました。この検知漏れが、結果としてセキュリティ担当者の運用負荷を増大させ、本質的な脅威を見逃す原因にもなっています。■AIが「未知」を「既知」に変える、インテリジェントなアクセス自動識別機能を提供この度の機能アップデートにより、「Cygiene」は従来の辞書ベースのアプローチが抱える課題をAI技術によって解決します。CASBとSWGを統合し、AIを活用した独自のサービス識別エンジンを実装。AIが従業員のインターネットアクセスをリアルタイムで解析し、単なるWebサイトか、あるいはクラウドサービスかを自動で判定します。さらに、クラウドサービスと判定した場合はそのアプリケーションの種類を、Webサイトの場合はそのカテゴリを全自動で識別・分類します。【本アップデートの特徴】国内外のSaaSを網羅的に識別・可視化: 従来見逃されがちだった国産SaaSを含む、あらゆるクラウドサービスの利用状況を正確に把握し、シャドーITのリスクを低減します。未知の脅威への即時対応: 新たにリリースされたサービスであってもAIが即座に判定するため、迅速なアクセスポリシーの適用が可能です。運用負荷の大幅な軽減: 手動でのサービス登録や煩雑なログ分析といった負担の大きい業務から解放し、より戦略的な業務へのシフトを支援します。■「Cygiene」を扱うセキュリティ事業では採用を強化していますスカイゲートテクノロジズでは、「Cygiene」の業務拡大、及び日本のサイバーセキュリティを次のステージに引き上げるために採用を強化しております。国産・防衛テックというユニークな環境で、社会の安全保障に直結するプロダクト開発という大きなミッションを担うエンジニア、そしてその価値を社会に届けるセールス、テクニカルサポートなど、各ポジションを鋭意募集中です。ご興味をお持ちの方は、ぜひ下記採用サイトをご覧ください。スカイゲートテクノロジズ採用サイト:https://www.skygate-tech.com/careers■ゼロトラストセキュリティプロダクト「Cygiene(サイジーン)」について「Cygiene」は、「自由と安心を、すべての働く人の手に。」をコンセプトに、防衛テック企業であるスカイゲートテクノロジズが開発した完全国産のゼロトラストセキュリティプロダクトです。国家レベルのセキュリティ知見を背景に、信頼の基点をネットワークではなく「アイデンティティ(人)」に置き、クラウドからオンプレミスまであらゆる環境のログとアクティビティを統合分析します。SIEM、UEBA、SASE、CASB、SWGといった多岐にわたる機能を単一プラットフォームで提供し、お客様のセキュリティ体制のサイロ化を解消します。URL: https://www.skygate-tech.com/cygiene